Vol7 【美しいロアリングとは】

研修の目標は
「美しいロアリングです」

ポータラップマイスター研修に
参加されたKさんが発表すると
「うぉー!カッコいい!」
ドヨメキの声が上がりました。

断幹作業の美しいロアリングとは
 なるべく幹に当てず
 途中で丸太が一瞬止まることもなく
 構造物の手前でゆっくり止まる。

この美しいロアリングを目指して
研修参加の7名様が
そのコツを
書いて書いて書きまくりました。

一回実験するごとに
チーム内で丸太の動きを検証し
改善点を出し合います。

そして、2日目のお昼には
この「美しいロアリング」を
参加者のTさんが披露してくれました。
パチパチパチ!

まさしく、
チーム力と文章化の成果が
発揮された瞬間です!

私は大事なことは必ず手書きで残します。
以前はアプリなどで入力するデジタル派でした。
でもキーボードで入力すると
全く覚えてないんです。

ところが
同じことを手書きにすると
なんとなく憶えている!

コレは脳科学で証明されています。
記憶を司る海馬の働き方が違うそうです。

筆圧、
ペンと紙の抵抗、
字の形(字が下手だな~)

こんな情報が一緒にinputされるので
憶えている確率が高いと感じます。


いま冷蔵庫にある食材を
冷蔵庫の扉の「メモ」に書いて貼っている友人がいます。
そして
買い物に行く前は、
冷蔵庫の扉を開けずに、
その「メモ」をチェックするそうです。
そうすると、
スーパーで「あれ?お豆腐あったかな?」
と考える時間が無いそうです。

「中身を見るのと、
メモを見るのとは何か違いがありますか?」

と尋ねると、

 「それが不思議なことに、
 見たものは忘れるんですけど、
 書いた内容は覚えているんですよね」

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。