リギングを初めて1年が過ぎたころ、会社の健康診断で「不整脈がある」と診断されました。
「屋根を壊したらどうしよう」  「ロープが切れたらどうしよう」
毎日そればかり考えていたので、その心労が不整脈につながったみたいです。
「やばい、このままでは死んでしまう、どうしよう?」
そこで「屋根を壊さないためには何を考えればよいか?」に意識を集中させることにしました。
@ 枝と屋根までの距離
A 枝の長さ
B 枝の重心
C ブロックの位置
D ロープを結ぶ位置
E 切り離れた直後の枝の軌道
これらを考えれば屋根を壊す、屋根を壊さない、が分かります。
@ Aは地上から見ればわかります。クライマーの私が判断せず、グランドワーカーに見てもらいます。BCDEを理解するには物理の「力学」の知識が必要です。マンガ力学の本を何回も何回も読み返し、小枝とヒモを使って実験しました。
「よし!これなら屋根を壊さない!」 自信をもって言えるようになると自然と不整脈も治りました。
自分が予測した通りに材が動くと「よっしゃー、ガッツポーズ」  そうなれば仕事が楽しくなります。

この講座では、各システムに発生する荷重を数字化して、あなたの安全作業を「担保」します。
また、新たに器具を購入するのではなく、今持っている器具で対処する方法も考えます。


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