藤原さん、不整脈です! −ストレスの原因は「設計の順番」の悪さ−
リギングデザインを設計するとき、皆さんはどの順番で構築していきますか?私が初心者のころは

@ HSE rr668 の参考書を見ながら、設置するリギングシステムを決める。
A そのシステムを使ったとき、材の動きを頭の中でリハーサル。
B リギングポイント(ブロック)はあの辺に設置しよう。

と、一番最後にリギングポイントを設計していました。ところが、何回経験を重ねても思い通りに材が移動してくれないのです。そこで悩みつづけ、しまいには不整脈になってしまいました。

「どのリギングシステムを採用するか?」に意識が行きがちですが、段取りの順番としては
@ 建造物の位置。
A ロアリングすると建造物に当たる枝はどれか(リフトしないと処理できない枝)。
B 建造物を壊さないようにその枝を動かす 例:枝先から降ろす、枝元から降ろす、横のまま。
C だから、ココにリギングポイント(ブロック)を設置する。
D あのシステムを採用したらおもしろそう!!!

つまり、重要なのはリギングシステムよりもブロックを取り付ける位置になります。
リギングポイントは高い程作業範囲が広がりますが、木の先端に近づく程、細くなる幹の強度、枝の強度が心配です。

この講座では、「あんなところ細くて無理」なところにリギングポイントを設置する方法を習得しましょう!


申込みはこちら

・研修参加費
77,000円

[This page was made by JapanTreeWorks]